介護老人保健施設(老健) 扶養控除等(異動)申告書 千葉

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私は、千葉花見川区で介護老人保健施設(老健)の会社を経営しております。病院から退院するときに、自宅での生活や介護が難しい場合に限り頼りになるのが“介護老人保健施設です。一般に”老人保健施設“”老健“と呼ばれている施設です。

と、言いましても、まだ今年の春、設立したばかりの経営者ですので、わからないことがいっぱいです。特に税務署から送られてくる書類でわからないことが多いです。

先日、法人設立届出書等を提出しましたら、源泉所得税額表と一緒に扶養控除等(異動)申告書という用紙も送ってきました。

この用紙は、いつ、どのように使用すればよいのでしょうか

千葉の介護事業開業経営相談室では、このようなご質問にお答えいただけるのでしょうか。

 

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<介護老人保健施設とは・・>


介護保険で利用できる施設サービスの一つです。施設サービスは、自宅に来てもらったり、施設に通って利用するサービスとは異なり、施設に入所(生活の場を移すこと)し、必要なサービスを受けられます。

 

入所の期限:無期限ではありません。利用者が自宅に戻ることを前提にしているということです。病院から自宅へ帰る中継点と考えると良いでしょう。

 

利用者の対象者:病状の安定しており、医師の管理や看護、介護が必要な人だけで、サポートや介護を受けながらでも自宅で生活できるよう、リハビリを中心に受けることになります。

 

特長:医師が常駐しているので、必要なときに治療を受けられます。

 

 

現在、千葉でも、介護老人保健施設は生活の場となるので、さまざまな部屋が用意されています。

  • 病院のような多床室や従来型個室
  • 10人前後で台所、食堂、浴室などの共用スペースが用意されたユニット型個室、ユニット型準個室

どのタイプの部屋かによって居住費が大きく異なり、このほか、日常生活費、食費などが介護保険が使える施設サービス費の他にかかると認識しております。

 

 

さて、ご質問の件ですが、たとえば、入所定員100名の施設ですと、約40名の職員が従事していると考えます。

 

扶養控除等(異動)申告書は、原則として本年最初の給与の支払いをする時までに給与支払者に提出してもらうことになっております。年の途中に入社した人がいる場合は、入社時に提出してもらうことになります。

 

よって、たとえば2〜3日間で退職した人であっても、この申告書は提出してもらわなければなりません。又、年の途中で扶養親族の数などに異動があった場合には、その都度異動申告を受けることになっています。この申告書を提出しない場合には、下記のような不利益が生じる場合がありますので、ご注意下さい。

 

 扶養控除等(異動)申告書を
提出した人
 扶養控除等(異動)申告書を
提出しない人
 給与所得者にとっての給与の区分 主たる給与 従たる給与
 源泉所得税額表の使用区分 
甲欄 乙欄
 年末調整 する しない

 

源泉所得税税額表の甲欄と乙欄については、下記をご参照下さい。

 

例)給与金額が月額85,000円の場合、

 

  • 扶養控除等(異動)申告書を提出している場合は税額表が甲欄となりますので、源泉所得税は徴収しない(毎月税額0円)で結構です。

 

  • 扶養控除等(異動)申告書を提出しない場合は税額表が乙欄となりますので、源泉所得税を3.063%徴収することになりますので、85,000円×3.063%=毎月2,603円徴収することになります。

   例示は85,000円ですが、たとえ30,000円でも、源泉所得税はかかります。


この用紙一枚を提出するとしないとでは、所得税額が大きく違う、とても大事な用紙です。

 

千葉の介護事業の開業や、経理、税務、経営、開業後の帳簿の作成の仕方、実地調査などに関してのご相談は、専門家である、介護事業開業経営相談室までお気軽にお問合せ下さい。電話043−224−3618。お電話お待ちしております。

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